【怖い話】電車内の親子

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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?371より

609 :本当にあった怖い名無し:2022/09/16(金) 01:49:24.17 ID:Fwj/F5fq0.net
一昨日弟から直に聞いた話。
だから「らしい」といった不確実な言葉を多用するが許してほしい。

弟はその日、都内の電車に乗って出掛けた。
人はそこそこ居たらしい。
その中で一際目立つ親子がいた。
母親と男の子と女の子。
男の子は靴を脱いで窓の外を見て子供らしく騒いでいた。
その一方で女の子は大人しく座って母親の服の裾を握っていた。
とにかくその男の子は大きく騒いで、それを母親が止めることもなかった。
周りの人もその様子に多少イラつきを感じているような雰囲気だったそうだ、弟もその一人。

電車が目的地の最寄り駅に到着し、母親も立ち上がり子供も立ち上がった。
弟も母親と子どもも電車の外に出た瞬間、一部始終を見ていたであろうおばさんが母親に説教をした。
あー確かに子どもうるさかったしなーと弟は感じていたようだ。
おばさんは子どもがうるさいという事も踏まえた説教を母親にしていたが、
「なんで女の子を置いていくんだ!」と怒った。

610 :本当にあった怖い名無し:2022/09/16(金) 01:50:25.44 ID:Fwj/F5fq0.net
母親の周りに女の子は居なかった。
外を見ていた男の子しか母親の手を握っていない。
女の子の姿は何処にもなかった。
「女の子って何ですか?」
母親は、どういう事だろうといった顔をしていたらしい。
おばさんは「え?」という素っ頓狂な返し。
周りの人も「?」といった具合だった。
サラリーマンの男性が弟に対して「居ましたよね?女の子」と聞いてきた。
弟も「いました」と答える。
その場の全員が恐らく女の子を見ていたはずだった。
しかし当の本人である母親は、本当に何のことだかと言った感じだったそうだ。
弟は女の子の表情や服装を思い出そうとしてもどうしても思い出せないらしい。
唯一覚えているのは「黒い髪をしていた」ということだけ。
真実を知ろうにも既に電車は出た後。
女の子の正体は本当に幽霊だったのか、母親を勘違いした生きた子どもだったのか、はたまた見間違いだったのか。

本来なら「他の人が見えないのに自分だけが見える」という事実が多い中、「他の人は見えていて当の本人が見えない」は珍しいと思った。
そしてそういう現場に立ち会えた弟が少し羨ましくなった。

この話は聞いただけなので、本当にあったのか創作なのかは判断つきません。
なので、信じるか信じないかはあなた次第。でお願いいたします。

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