【怖い話】変化する遺影

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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?100より

191 :本当にあった怖い名無し:2005/06/08(水) 15:28:24 ID:dNYrAbk/O
田舎に住むおばあちゃんが、大きな病院で透析を受けたり膝の手術などの理由で、
田舎から子供(私の叔母にあたる)の住む某都市へ引っ越しました。
おじいちゃんは特に病気もなく、家の管理や様々な理由で一人田舎に残ってました。
漁師をしていましたが、一人では大変でなかなか漁も行けず、
昔からの貯金や仕送りなどで生活していたそうです。
近くに飲食店を開くAさん(全くの他人)がいて、
飲みに連れてってくれたり、おじいちゃんが病院に行く時など送り迎えをしてくれてました。

192 :本当にあった怖い名無し:2005/06/08(水) 15:38:07 ID:dNYrAbk/O
おじいちゃんは、きちんと車代としてお金を渡していました。
そんな重い病気もないおじいちゃんが、ある日突然亡くなりました。
布団の中で、まるで寝ているかのような顔で死んでいたそうです。
親戚は「孤独死か…」「苦しまずに良かったね」と言ってました。

それから数年経ってから、ある事実を聞きました。
第一発見者はAさん。
病院へ行くのに迎えにきても出てこないから、勝手に家に入り探したら…って感じで、
病院や身内に連絡をしてくれました。
身内が来るまで家にいてくれました。

193 :本当にあった怖い名無し:2005/06/08(水) 15:44:54 ID:dNYrAbk/O
葬式にも出てくれたし、みんなAさんに感謝していました。
落ち着いた頃家の整理をしてたときに、
おじいちゃんには不似合いな書類が発見されたり、財布がなくなってることに気がつきました。
おじいちゃんの性格からして、保険や控除?とか、そうゆう届け出すればお金が戻ってくる事はしないんですが、
(知らないし、面倒臭いことはしない)
やっていたようでした。

194 :本当にあった怖い名無し:2005/06/08(水) 15:54:24 ID:dNYrAbk/O
母達は驚いてましたが、誰かが教えてくれたんだろうと思ってました。
財布は押し入れから畳の下、箪笥様々なとこ探してもなく、通帳などはありました。
変だな、おじいちゃんあの世に持ってったのかな、とか思うようにしてましたが、
よく行っていた飲み屋のママから電話がありました。
Aさんのことでした。
飲み屋でおじいちゃんに保険のことを教えて、「教えたんだから少しでも気持ち程度俺にくれ」と脅してたこと、
おじいちゃんは足代として、くるたびに5千円渡していたこと、
飲み屋の支払いはいつもおじいちゃんだったこと。

195 :本当にあった怖い名無し:2005/06/08(水) 16:00:00 ID:dNYrAbk/O
ママはそんなおじいちゃんに、「関わるのやめたら」と言ったけど、
おじいちゃんは「あいつは可哀相な奴なんだ」と言って笑っていたそうです。
電話に出た母が財布のことを口にすると、Aさんならやりかねないと言われました。
身内が来るまで半日以上も家にいて時間はあるだろうしって。
それを聞いた母はキレて、Aさんに電話しました。
Aさんはシラきってましたが、親戚一同やりきれない思いでいました。

ここまではよくある話ですが、その後へんなことが起きました。

196 :本当にあった怖い名無し:2005/06/08(水) 16:15:42 ID:dNYrAbk/O
おじいちゃんの船が、Aさんの店の裏の海岸に流される。
私が見たのは、遺影の顔がどんどん歪んでいく。
ママが閉店した店内で、泣いているおじいちゃんの姿を見る。
お墓はすぐに雑草が生い茂る。
仏壇の花はすぐに枯れる。
きわめつけは、Aさんが発狂して自殺したことです。
遺影の変化に気付いた私は、恐くて泣いてしまいました。
「おじいちゃんそんな顔しないで。おじいちゃん」って泣いていたら、家がドーンって揺れました。

197 :本当にあった怖い名無し:2005/06/08(水) 16:25:31 ID:dNYrAbk/O
地震だと思ったけど、私以外気付いてなく、ふと遺影をみると、すごい優しい顔していました。
おじいちゃん子だった私は仏壇から離れられなくて、っていうか離れてはいけない気がして、
ずっとその場にいました。

それからは記憶が途切れ途切れで、母が話してくれました。
仏壇の前で座っていた私が立ち上がり、カレンダーをめくり、裏の白紙に文字をかきはじめました。
それを母に渡して、
「○○(私の名前)に怖い思いさせてしまった。謝っておいてくれ」
と言ったあと、外に行ったそうです

198 :本当にあった怖い名無し:2005/06/08(水) 16:32:29 ID:dNYrAbk/O
不安に思った母が、私が外に行くのを後ろからついてくと、
母の目には、おじいちゃんと子供の頃の私が手を繋いで、歩いているように見えたそうです。
連れてかれると思い、私が歩くのを止めようとすると、私はそのまま倒れてしまったそうです。
それからは私の身になんもないし、遺影も変化なし、
最後にAさんが死んでから仏壇の花も枯れないし、なんもないです。

199 :本当にあった怖い名無し:2005/06/08(水) 16:37:38 ID:dNYrAbk/O
ちなみに、私?がカレンダーの裏に書いたのは、見せてはくれないし、教えてもくれませんでしたが、
妹が教えてくれました。
おばあちゃん、子供、孫、それぞれにあてた言葉だったそうです。

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