後味の悪い話 その66より
688 :1/2:2007/03/29(木) 22:56:00 ID:WAgUmHwq0
世界仰天ニュースで一番後味悪かったネタ。
イギリスで、不妊に悩む夫婦が代理母出産を頼むことになった。
妻の卵子に異常があるので、夫の精子を代理母に注入する形(すなわち卵子は代理母のもの)をとることとなった。
代理母となったのは、すでに2人の子供がいる主婦で、
子供が産めない人を助けたいと思って代理母となることを決めたと言う。
その後、代理母はめでたく妊娠した。夫婦は大喜び。
しかし、代理母のエージェントから衝撃的な電話を受ける。
『代理母から中絶したという連絡があった』と。
代理母の連絡先を教えてもらえなかった夫婦は、そのことを新聞社に告発した。
それを知った代理母は、別の新聞社に自分の言い分を伝えた。
なんと代理母は中絶していなかった。
妊娠して母性が芽生え、夫婦に子供を渡すのが嫌になり、中絶したと嘘をついてあきらめさせようとしたのだった。
689 :2/2:2007/03/29(木) 22:56:33 ID:WAgUmHwq0
その後、夫婦と代理母の争いは続き、両者ともあることないこと書かれるような日々が続いた。
そんな中代理母は子供を出産。
法廷で親権争いが始まった。
当時のヨーロッパでは、よほどのことがないかぎり、親権は生みの親にいくことがほとんどだった。
しかも、代理母が契約を破った時に罰せられるような法律がない状態だった。
裁判の結果、親権は代理母のものとなった。
代理母も子供渡すのがつらくなったんだろうけど、いきなり嘘つかれてめちゃくちゃにされた夫婦は救われなさすぎ。
代理母に親権がいったけど、その子だけ父親が違うのは色々と複雑だな。
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