死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?48より
95 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/08/06 23:31
先日友達同士でちょっとした旅行に行ってきた。
旅行といっても、仲間内の一人のじいちゃんち(田舎だからでかい)に1泊というとてもチープなもの。
とにかくスゲー田舎で、子供みたいに周りを探検したりしてた。
そしたら、草がボーボーに生えた昔畑か田んぼでもあったっぽいところに1軒の廃屋が。
萱葺き屋根の平屋で、扉も無いし柱も朽ちてて、雑草が中まで入り込んで生えてる。
昼間だったし萱が半分くらい腐り落ちて中も明るかったから、ちょっと覗こうぜってことになって足を踏み入れた。
天井を見上げるとすっげー高いところに梁が通してあって、その上は萱のあいた所から空が見える。
なんもねーなーと思って目線を前に立ってた友達に向けた瞬間、何かが落ちてきて、
ガイーン!と凄い音を立てながら友達の頭に直撃。
なんとそれは大きなタライだった。
コントなら笑うけど、さっき上を見たときそんなものはなかったし、友達は衝撃で昏倒するしで、
みんなでそいつを引きずって慌てて逃げ出した。
その後、友達のじいちゃんにその家のことを訊いてみたら、もう何十年も前に一人暮らししてた人が事故で死んだって。
死因は後頭部強打による頭蓋骨陥没?らしい。
絶対タライだと思う。
友達はちょっと脳震盪起こしてただけですぐ気が付いたけど、
もし俺に当たってて当たり所が悪かったら…と思うとガクブルだった。
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