後味の悪い話 その11より
488 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/12 10:39
一昨日、近所のディスカウントストアに行った時のこと。
俺が棚の前で商品を見ていると、隣に背が低い人が立ったのでふとそちらを見た。
思わず息を呑んでしまったよ。
小学生くらいの男の子なんだけど、頭がとても小さく、目鼻口が左右対称ではない歪な場所に付いているんだ。
彼はスーパーのポリ袋を持って指差しながら「あー、あー」と言っていたので、
欲しい商品が手の届かない場所にあるのだろうと思って、「どれを取ってあげればいいの?」と聞いた。
すると、「んー、んー」と一生懸命首を振りながらポリ袋を指差すんだ。
見るとポリ袋に小さなメモが貼ってあり、そこには大人の字で『200円入れてね!!』。
「ダメダメ」と断ると、彼はスーッとどこかに走って行ってしまった。
ああいうことをさせているのは彼の親なのだろうか。
親があの光景を棚の陰から見ていたのかもしれない、と思うと何ともやりきれない思いがする。
コメント