怖い話 【怖い話】精霊 俺はKに勇気付けていると、Sの声が遠くでした。「おーい!ボロ屋があるぞ!」ひとつ峠を越えたので、あたりは山々に包まれ、闇の中にぽつんとした汚い道の脇に、電灯の光が放り出されている形だった。雨はしつこく降り続いている。空気が生ぬるい。「何でこんなところに電灯なんて・・・」 2021.04.04 怖い話