怖い村

その日、いつものようにＯ君の家に遊びに行くと、いつもは何人か溜まっているのに、その日は誰もいませんでした。いっつも居る人間がいないのは、なんだか不思議な感じでしたが

同じ高校の友達と二人で神戸三宮に出ていたら、別の高校卒業以来の友達と出くわした。「おお、久々じゃないか」となって、確かお茶かなんか飲んだ記憶がある。

妙な時間に起きてしまったものだと、トイレに行こうとベッドを出ました。すると、玄関の向こうの廊下で何か音がします。「カッ、コッ、カッ、コッ・・・」

仕事を終えて夜になり、そのホテルに向かった。古そうな4階建てくらいだったか、妙に細長い建物だった気がする。安宿らしくロビーなんて狭くて乱雑に散らかってる。

駐車場に到着したあたりからなんとなく嫌な感じがしていたんだけど、自分以外そういうのは視ない人たちだから、ムダに怖がらせたり、トラブルになりそうなことは言うのを控えてたそうです。

両親曰く、俺は３歳くらいまで、ものすごいかわいい赤ちゃんだったそうだ。劇団ひ○わりの子役オーディションに合格したり、道端で知らないおばちゃんに、かわいいだけで５０円をもらったり

パトカーやヘリが飛んでる音も聞こえる。何だろか？と思って、外を見に行こうとAを誘いました。「あ～俺は辞めとく」

十年くらい前、友達だった先輩が自動車事故で死んだんだけど、それから一週間くらいした夜中の１時頃。３才年上の姉キの部屋から話し声がしたんだよ。（その頃は実家に同居だった）

防空壕の付近に爆撃を受け、皆は覚悟した。すると、いつのまに混じっていたのか、見たことのない子供が先頭に立っており、空を見上げていた。