怖い話

「誰かいるの？どうしたの？」 ドアノブの音は収まったものの、反応はありませんでした。

・・・カタカタ・・・ガタ！！ その瞬間、全身総毛立った。 誰もいないはずの寝室から音が聞こえる。

チェック・インも済まし、飛行場のレストランで3人で話してた時だった。 フト俺は、渡部の手の甲にTatooがあるのに気付いた。 俺は去年の7月から台湾に赴任になったのだが、その前は奴にそんなTatooはなかった。

平成１０年９月１０日、O県H市にある廃虚に肝試しに行ったのがことの始まりだった。 見なかったことにしようという暗黙の了解がいけなかった・・・

フリータイム終了のコールをしても出なかった為、そいつがルームに行くと、客はソファーに横たわってた。

電話をとりますと、さっきの男のこえです。 やっぱり同じように『すいません！路に迷ってしまって！もう少しですから・・すいません！』と弱弱しく謝るんです。

妖精を見た・・・気がする。

うちの大学は毎年学園祭でワンフロア全部使ってのお化け屋敷が恒例のイベントでな。 それがまた毎年何かしら不可解な出来事が起きるので有名。

六時過ぎたころ、校内放送が流れた。 「本日六時半より、C棟二階・studio-cにて舞台学科によります演劇が行われます。入場無料です」

特殊清掃の仕事をしていたことがあって、 自分の働いていた会社は、死人の出た部屋の掃除やペットの死体処理、ゴミ屋敷の撤去まで受注していた。