2022-02

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怖い話

【怖い話】無人の世界

朝7時半ごろいつもの通用口を通ったのですが、院内が不気味なほど閑散としていました。 人の気配がまったくないのです。 いつもなら、朝食などでばたばたしているはずなのに。 私は更衣室に向かいましたが、同じシフトの同僚すらいません。
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【怖い話】眠り稲

しばらく二人でその景観を見ていると、不意に兄が口を開いた。 「なあ、健次(祖父の名前)。『眠り稲を起こすな』って知っとるか?」 突然の質問に祖父は戸惑いながらも、首を左右に振った。 「『眠り稲』は、この村に伝わる合言葉みたいな物でな。
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【怖い話】釣りのポイント

Mさんは、土地勘のない出張先にて、 どこかいい釣りのポイントは無いかと地図を眺めていた。 ほどなくして、近くの山に目標を定めたMさんは、車に乗り込み、助手席に地図を広げるとアクセルを踏み込んだ。
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【怖い話】きっくいさん

病弱な姉は、多少元気にはなったものの虚弱だったため、 夏休みの間は、虚弱児のための病院施設のようなところに、親と一緒に通っていた。 その期間、やんちゃで遊びたい盛りの自分は、母方の実家に預けられていた。
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【怖い話】うさぎさん

この話を友人にしたら、一瞬固まった後、失笑された・・・。 でも、当事者の俺としてはけっこう気持ち悪い。 今年6月で3歳になった娘の話。
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【怖い話】捨てた自転車

私は「ついにあの自転車捨てたのかw」と言い、茶化しました。 しかしAはちょっと嫌そうな顔で、 「捨てたのは捨てたけど、お前が思ってるような理由じゃない」と言いました。
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【怖い話】座敷女

一昨年まで、東京の三鷹に住んでた。 アパートの俺の部屋に朝4時頃になると必ず誰か来て、 郵便受けにバーナーかなんかで焼いた様な10円が入れられた。
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【怖い話】鈴木

山田の中学時代の友人鈴木(仮名)も遊びに来た。 大人しくて、真面目そう。一見いいとこの坊ちゃん風で、幼い感じがした。 かなり小柄で、高校生には見えなかった。 俺と田中は鈴木と初対面だったが、鈴木はすんなり話の輪に加わった。
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